Antでビルドするアプリ向けS2I

こんにちは。平田です。

OpenShiftをPaaSたらしめるのが Source-to-Image (S2I) です。

機能だけ実装すれば実行基盤が良い感じに動かしてくれる、というのがPaaSに期待されることだと思います。S2Iにより、ソースコードだけ用意すれば、サーバにデプロイされた状態のコンテナイメージが作られてOpenShift上で動作させることができます。

Java EEアプリの場合、Mavenでビルドするように構成して oc new-app するとJava EEサーバにデプロイした状態のコンテナイメージが生成されます。今回は、Apache Antでビルドする構成のアプリに対して、S2Iを動作させてみます。

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JBoss EAP データソースのパスワードを
Elytron Credential Storeで管理する

こんにちは。平田です。

JBoss EAP 7.1から利用可能なElytronサブシステムでは、パスワードなどを平文で指定せずに安全に管理するための仕組みとしてCredential Storeという機能が用意されています。

今回は、Credential Storeを使ってデータソースのパスワードを管理してみます。

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JBoss EAP管理コンソールの認証を
Elytron jdbc-realmに切り替える

こんにちは。平田です。

JBoss EAP 7.1から、従来のsecurityサブシステムを置き換えるElytronが使えるようになりました。Elytronを導入すると、EAP自体とアプリケーションの認証・認可を一元管理できるようになります。

今回は、Elytronを導入し、管理コンソールの認証バックエンドの切り替えを試してみます。

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Red Hat Tech Exchange 2016 四日目

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平田です。

Appleの製品発表会のストリーミングを観ながらこの記事を書いていたらホテルの警報が鳴り、何事かと思いました。誤報だったようですが…

四日目は六つのセッションを観ました。朝一のセッションはパートナー非公開セッションだったため散歩したところ朝から汗だくに。

本日は二つピックアップします。

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JBoss EAP 7でJSON Lines形式のログをFluentdに渡す

こんにちは。平田です。

JBoss EAP 7のサーバログをFluentdに渡す際、正規表現でがんばって分解することになります。代わりにログ出力側でFluentd(やその他のログコレクタ)向けに構造化しとけば良いんじゃないか、と思いました。

こちらの記事を参考に、JSON Lines形式でログ出力してみました。

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