こんにちは、廣川です。
Windows7環境でNodeをインストールしたので、それについて纏めました。
今回はWindows7で以下の環境を構築する(2013/04/08時点の情報)。
- Node本体とnpm
- Express
- Node-dev
それぞれ説明は以下の通り。
- Node本体とnpm……Nodeのコアになるモジュールと、Nodeのライブラリを管理するためのアプリケーション。
- Express……Webアプリケーションフレームワーク。JavaでいうStrutsみたいなもの。
- Node-dev……スクリプトに変更があると自動的に再起動してくれるライブラリ。eclipseの自動ビルドみたいなもの。
- Nodeのホームページからインストーラをダウンロードする。
インストーラを起動した後は、基本的にNextを選んでいけば良い。
現在のバージョン(v0.10.3)では、Nodeをデフォルトでインストールするとnpmも付属する。
パスもインストーラが自動的に通してくれる。環境変数などは弄る必要がない。 - Expressをインストールする
コマンドプロンプトを管理者権限で起動する。
(※管理者権限で起動しないと、インストール時にエラーになるので注意)
Nodeのインストールディレクトリまで移動する。npm install express
上記コマンドを実行し、expressの本体をインストールする。
node node_modulesexpressbinexpress <プロジェクト名>
その後、上記のコマンドで、expressの必要最低限の機能を持たせたプロジェクトを作成する。
その他コマンドオプションについては、http://expressjs.com/guide.html参照。npm install
「cd <プロジェクト名>」でプロジェクトフォルダに移動し、上記のコマンドを実行すると、必要なモジュールがインストールされる。
この状態で「node app.js」を実行してhttp://localhost:3000/にアクセスすると、helloという文字列の書かれたページが返される。
Ctrl+Cで停止させることが可能。 - node-devをインストールする
npm install -g node-dev
上記のコマンドを実行し、node-devをインストールする。
インストール後、「node-dev app.js」を実行すると、app.jsを変更した際に自動的に再起動してくれる。また「-g」オプションはグローバルインストール。
2.で行ったインストールとの違いは、インストールされる場所が異なるのと、パスを通してくれるか通してくれないか。
ここで-gをつけ忘れると、「node-dev app.js」というコマンドが通らなくなる。 - 備考
他に使用したいパッケージがあれば、npm install <パッケージ名> でインストールする。
https://npmjs.org/から、用途に合ったパッケージを探すと良い。
インストールしたパッケージ等は「npm list」「npm list -g」で一覧化可能。