株式会社ナッツウェル 2018年度 夏季インターンシップ実施報告
世界標準のアジャイル開発プロセスであるスクラムと、
BRMS(Business Rule Management System)を利用したルールベースアプリケーション開発(以下、ルール開発)
が体験できるインターンシッププログラムを実施いたしました。
開催日程・期間
- 開催日程:
- ・第1回 8月21日(火) ~ 8月23日(木)
- ・第2回 8月28日(火) ~ 8月30日(木)
- ・第3回 9月4日(火) ~ 9月6日(木)
- 期間:3日間
講師
- 企画部 課長
- 中村 健太郎 (Scrum Alliance 認定スクラムマスター)
- 技術部
- 高橋 千晶
参加者
- 総参加者数: 10人
- (内訳) 法政大学、HAL東京、東京工科大学、東洋大学、大阪大学、佐賀大学、山口東京理科大学、福島大学
プログラム
■ルール開発体験
テーマは「ある喫茶店から依頼された誰でも簡単に従業員のシフト登録・管理ができるシフト管理アプリケーションの開発」です。
各日程の参加者全員でチームを組み、Corticon Studiioを使用したルール開発を体験していただきました。
気付いた点を教えあったり、問題に直面したら一緒にどう対応するのか考えたり、チームで協力しながら開発を進めていました!
■スクラム体験
本インターンシップでは1日1スプリント(スクラムの開発単位)として2回スプリントを回し、スクラムを適用した開発を体験していただきました。
スプリントプランニング
スプリントの最初に、こちらで用意したプロダクトバックログ(今後やることリスト)からスプリントバックログ(スプリントでのやることリスト)を選択します。
そして、スプリントバックログの詳細なタスクの洗い出しと作業時間の見積もりを行いました。
かんばんによるスプリントのタスク管理
TODO、Doing、Doneという状況を表す列が書かれたかんばん(模造紙)と、タスクを記述した付箋を使ってタスク管理を行います。
かんばんと付箋の位置からスプリントの状況がひと目で分かるようになるので、常に現状をチーム全員知ることができます。
しかし、開発に夢中になって付箋を動かし忘れることも…
レトロスペクティブ(ふりかえり)
スプリントの最後には、スプリントに対して良かったこと・悪かったことを人・コミュニケーション・ツールなどの観点で振り返りを行います。
■社員との懇親会
各プログラムの最終日には、3日間頑張った参加者へ労いの気持ちを込めて当社社員たちとの懇親会を行いました。
就職活動や参加者の大学での活動、さらに実際に働いている社員から技術者ならではの話など、様々な話題で盛り上がりました!
参加者より頂いたご感想
- 貴重な体験をすることができ、大変充実したインターンシップでした。
この3日間で学んだWFとは異なる開発手法であるアジャイルについて非常に興味を持ちました。
このインターンシップで学んだ、質問の仕方やITに関する知識などをを就職活動だけでなく、今後の大学生活ないしは人生で役立てていきたいと思います。 - 普段の勉強では学ぶ機会が少ない開発手法を学べてよかったです。
スクラムの難しさが身にしみてわかり、チーム一人ひとりの意識やコミュニケーションが重要で上手くいかない面も多かったですが学びの多いインターンになりました。 - 実際の仕事に触れることができて、タスクのこなし方を多く身に着けることができたと思います。
また、いろいろな知識をもらって楽しかったです。そして、自分の知らない考え方も知ることができたので充実した3日になりました。 - 適宜休憩時間を与えて頂いたり、お菓子や音楽など、快適な環境を整えてくださったため集中して取り組むことができました。
わからないときは、わかりやすく解説していただいたのでありがたかったです。
またソフトウェア開発の世界の一部を体験することで、この業界についての理解・興味が深まりました。
3日間本当にお世話になりました。ありがとうございました。
実施費用報告
■費用合計 2,082,808円
■内訳
インターンプログラム費用 | |
プログラム開発及び実施費用 | 2,000,000円 |
飲食費用 | 49,499円 |
懇親会費用 | 33,309円 |