ルールの大規模化と複雑化に伴って単体テストのテストケースは等比級数的に増加します。
BRMSを利用するシステムではルールの変更が頻繁に発生しますが、デグレードを防止するためにルールの回帰テストが必要になるため、テストケースの作成、およびメンテナンスと再実施にかかるコストをいかに抑えるかはきわめて重要な課題です。
BT4Cは、Progress Corticon Studioのテスト機能を補完し、大規模なルール開発を強力に支援します。
ユーザは、テストケースをExcel®ファイルに記述します。実行したいテストケースが記述されたExcel®ファイルを1つのフォルダに集め、BT4Cのテスト実行機能を使うことで、全てのテストケースが一括実行され、実行結果が自動でレポートされます。これにより、繰り返し発生する回帰テストが省力化され、開発規模が大きくなるほど大きな効果が期待できます。
BT4Cには、Progress Corticon Studioで作成したテストファイルをBT4C形式のテストケース編集用のExcel®ファイルに変換する機能があります。それゆえ、既存のテストファイル資産がある場合でもBT4Cを利用したテストプロセスに容易に移行できます。